ときどきお金が無くなってくると、運送会社のプラットホームに行って、鹿児島から届いた荷物を東京行きの荷物置き場に移動するだけの仕事を、朝から晩までするわけです。荷台には車輪は付いていますが、自由自在には動かないで、グーっと大きく回らないといけないのですが、その重たいのを朝から晩までやり続けて、日当を現金で貰うということをしていました。当時、私の中で稼ぐというのは、その二つしか思い浮かばないのです。